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ライブに関する基本的な項目についての質問にお答えします。
楽器演奏の機材がそろったレンタルホールです。たいては、サービスとして(運営上・経営上、風営法の問題などがある場合もあり)ドリンク(アルコール・ソフトドリンク)や軽食などを出してくれます。
ライブハウスは、ライブに出演してくれるアーティスト、バンドを募集します。通常ライブが行われるのは、夕方の6、7時から9時頃までで、その時間に3〜4のバンドが入れ替わり演奏をします。この同じ日に演奏するバンドをお互いに対バン(たいばん)と呼んでいます。
有名なバンドは対バン形式ではお客さんが入りきらない場合もありますので1バンドだけで行うこともあります。これをワンマンライブと言います。しかし、通常はワンマンライブの場合でも、ライブハウスの雰囲気を盛り上げるために、まだあまり知名度のない若手バンドが最初に演奏をすることもあります。この状態を前座といいます。
前座というと聞こえが悪いですが、海外のコンサートではオープニングアクトと呼ばれ、たとえばエアロスミスなどの超ビッグバンド(メインアクト)の前座(オープニングアクト)として共に世界ツアーを回るバンドは、ロックバンドとしてブレイクが約束されたも同然の状態となります。移り変わりの激しい、音楽シーンではライブやツアーの終了日には、メインアクトとオープニングアクトの知名度や人気が入れ替わってしまうということも珍しくありません。
この攻略ガイドで紹介したような、ライブハウス探しから出演交渉、チケット代金などの経理面や出演スケジュールなどの管理などがを、主催者が一括するイベントで、出演者はイベント主催者を通じでライブへの出演準備を進めていきます。
始めてのライブで、いきなりライブハウスが満員になってしまうなんて、よほど友達が多い人がメンバーにいる以外考えられません。もともと人間付き合いの下手な(嫌いな)ミュージシャンにとって、友達もメンバー1人に5人程度が限界でしょう。理由は簡単で、我々のようにまだ実績も、知名度もないようなバンドをお金を払って見に来てくれるような奇特な人間はほとんどいないからです。これはどのバンド。ライブハウス(一部のメジャーライブハウスは例外)でも同じ事なので安心してください。
「チケットが売れない」とバンドメンバー以外にも困る人がいます。ライブハウス運営者側です。ライブハウスはお客さんがチケット代を払って入場してくれないと、そしてお客さんがお酒や、おつまみを買ってくれないと儲かりません。そうなるとライブハウスを続けていくことも難しくなってしまいます。そこで、チケットノルマというものが発生します。これは、バンド1組に対して、かならず売りさばいてもらいたいチケットの枚数となります。このことをチケットノルマと言い、ライブハウスにもよりますが20枚〜40枚程度のチケットノルマが相場と言えます。
たとえば30枚のチケットノルマをライブハウスから課されていたが10枚しか、売ることができなかった場合。大変残念ですが、残りの20枚はバンド自身で買い取ることになる場合がほとんどです。チケットの値段が1枚\2,000とすると\40,000の支払いとなります。このことを自腹(じばら)と呼んでいるようです。ライブを始めたばかりバンドの演奏は、お金を頂戴できるレベルではない場合も多いのが事実で、チケットが売れないのもやむ終えません。最初は珍しがってチケットを買ってくれていた友達も、2回、3回と繰り返しているとだんだん来てくれなくなるでしょう。そこで、当面はチケットノルマ代をライブハウス使用料と考え、予めバンドメンバーの人数で割った額を覚悟しておくことをおススメめします。
高校などでは校則で学内でチケットを売る行為が禁止になっているはずですので注意してください。チケットを売りたいがために無理な交渉をしている時に先生にみつかって、高校がライブ禁止なんてことになったら大変です。まあロックバンドの君には関係のないことかもしれませんが。
お客さんがいないからといって必要以上に(周囲が気にするほど)がっかりしたり、ライブを休止する必要はありません。ライブステージで実践さなから演奏することは、自分にとってもバンドにとっても、貴重な練習の場となるはずです。プロになったミュージシャンがインタビューで例外なく「アマチュア時代はお客さんが3人でもライブをし続けた。」と豪語するのも、つねにこういった意識(向上心)を持っていたからに他なりません。また、アマチュアとはいえお金を払って見てくれているお客さんがいる以上、プロです。1人でもいる限り、プロとして演奏をおこなうことは、ミュージシャンの最低条件とも言えます。
バンドの出演(演奏)順は、ライブハウスの運営担当者が全体的な流れを考えて決定します。こういった担当者をブッキングマネージャーと言います。ライブを行うにあたって相談にのってくれる心強い存在です。ブッキングマネージャーが出演バンドのレベルやデモを聞いてその日が盛り上がるような出演順をプランニングしてくれるわけです。
ライブハウスには利用料金(チケットノルマ)が支払えば、誰でも出演できる場所と、あるレベルの演奏クオリティやジャンルなどを限定している場所があります。特に後者は、都内にあるプロミュージシャンもたまに出演するようなライブハウスでは、アマチュアバンドといえどもかなりハイレベルの演奏技術が要求されるようです。また、楽曲がオリジナルである必要もあるようです。こうったライブハウスでは通常出演のためのオーディションが行われます。審査はデモテープの提出や、平日の昼間にオーディションライブという形でライブ形式のオーディションを行う所も多いようです。また、特に出演制限はないものの、デモテープを聴いた上で出演スケジュールなどのアドバイスに応じてくれるライブハウスも多数あります。
ある時から、ライブのことをギクと呼ばれるようになりました。おそらく80年代中後半からでしょうか。理由はいろいろな説があるのですが、ビートロックバンドのボウイがGIGSというタイトルのライブアルバムやビデオをリリス、とくにボーカリストの氷室京介さんが「俺達のギグに・・・」などとコメントしたことから、8ビートを主体としたロックバンドを中心にライブのことをギグと呼ぶようになったようです。意味的には「イヴェント」などの意味があるとのことですが、ボウイが解散した後も、同じくボウイのギタリスト布袋寅泰さんが、ライブなので「ギグ」という言葉を連発することで、この言葉が現在でも根強いているそうです。(定かではありませんので間違いがあればご指摘くだい。また、セックスピストルズのベーシスト・シドがギグという言葉を使っています。)