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1934年に徳島県美馬市に建築された、西洋モダン風の外観を持つ劇場。花道や奈落、桟敷を備え、戦前は歌舞伎や浪曲、戦後は歌謡ショーや映画上映が行われる地域の娯楽の場となっていた。1995年に閉館の危機を迎えるも、映画『虹をつかむ男』のロケ地として注目を集め、1998年、市有形文化財に指定された。現在は一般公開され、レトロな貸しホールとして、芝居公演や映画上映、芸能・文化活動発表の場となっている。