「YoAsaiの音漏れ苦情報告書」〜 バンドマンに捧げる不定期コラム

第三夜 お酒の失敗〜<列伝2>

今や売れっ子!某ミュージシャンS氏の巻

 

さあ、『お酒の失敗』第二弾です。(前回の失敗はこちらから)

 

今回もワタクシが知る信じがたい失敗例を紹介しましょう。自分の失敗が如何にかわいいものかと安心してもらい、明日から楽しくハメ外しちゃってください!

 

さあ、今宵は某ミュージシャンSのお話。かつては変態超絶ベーシストとして活躍し、今やdoc○moや脱毛クリニックmus○eのCMソングまで手掛ける作曲家にもなったS氏。

 

この人は、高校生の頃から一升瓶片手に渋谷センター街をふらついていた人生の(元)脱落者。思春期らしく格好付けようと意を決して臨んだスタイルは、眉毛全剃りスキンヘッドにお歯黒、牛乳瓶メガネに学ラン、緑のブルマーに下駄、そしてPrimusを愛し、超絶ベーステクニックを身に付けた高校生。(朝礼は全裸だったそうです)

 

しかも、この格好で初めて外出した際、道で一番最初に出くわしたのが、まさかのお父様! これにはさすがの酔っ払いS氏ですら「やべえ、叱られる」と思ったそうですが、これまた、まさかの素通り。もはや自分の息子とすら気付かなかった模様。

 

その後、帰るなり奥様に「表に変な奴がいたから気を付けとけよ〜」と伝言。血の繋がりは見た目で断絶される事が証明された瞬間だったとか。

 

ちなみに、この親父さんも相当な変わり者でして、幼き頃の息子(=S氏)の誕生プレゼントに何をあげようか熟考したあげく、決めましたるは『キヨスク』。そう、あの駅の売店『キヨスク』です! え? よく意味がわからないって?

 

はい、じゃあ説明します。えー、とりあえずキヨスクの全商品を買います。家に届けます。商品をキヨスクと同じように設置いたします。あっという間に我が家にキヨスクの完成! 誕生日を迎えた息子の目の前に広がるキヨスク! 日常の喧騒どストライクなくたびれた売店が我が家に! 予想を遥かに超えた意外過ぎるプレゼントは、まだ純真だった幼き少年Sの心に…、響くはずねえだろう(笑)

 

いやあ、この親あってのS氏ですからね〜。そりゃあ高校生の頃から酔っ払いになりますよね。しかもグレてるわけでなく、本人大真面目ですからね。注意のしようがないんですよ…。

 

そんな恰好でセンター街歩いてるもんだから、もう年齢不詳だしキモいしで、一升瓶持って歩いてても、警察も話しかけるだけで尋問しないのね。警察も関わりたくないんですよ(笑)

 

そんな年中酔っ払いの高校生Sですが、ある台風の日に何を血迷ったか、とある提案をします。

 

 

「酒飲んで氾濫した河に飛び込もうぜ!」←意味不明

 

たまにニュースで出る、台風の時に堤防に出て波にさらわれる人種だよね。でも、見に行くんじゃなくて飛び込むって、自殺行為以外のなんでもない。

 

あえなく道連れになったのは友人のC君。 嫌がるC君を道連れに、濁流うずまく多摩川へダイブ! 案の定、すぐさま飲み込まれます。その様子を、橋の上から心配そうに眺めるその他友人一同。

 

しばらくすると橋の下流側に流された二人が浮かんできます。必死の思いでS氏に抱き付こうとするC君ですが、S氏も『抱き付かれたら両方死ぬ』と判断し、近づくC君を本気でブン殴り、払いのけようとします。台風の日に、濁流の中で、眉毛のないスキンヘッドのお歯黒野郎に殴られながら流される高校生C君! こんなん、河童につかまった高校生の絵図にしか見えないっての(笑)

 

いやあ、これはもう「お酒の失敗」と言うより、この人のDNAの何かしらが何かしちゃった感がありますが、まあ、酔っ払いの失敗ってことにしておきましょうか…。

 

とまあ、今回の泥酔失敗談はここまで。如何でしたでしょうか?

 

本来ならこのレベルでも十分にラスボスにふさわしいのですが、次回、さらなるラスボス出てきます。世紀末覇王伝ならぬ世紀末酒豪伝!いよいよ泥酔は国境を越えます。

 

 

第四夜 お酒の失敗〜<列伝3>へ続く

 

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