ライブやろうぜ! ステージファイル 特別号

新宿LOFT / PLUS ONE

新宿ロフトプラスワン
新宿ロフトプラスワンの歴史
新宿ロフト・オーナー平野悠氏のアイデアで、飲食をしながらトークが聴ける世界初の「トークライブハウス」として1995年7月に富久町にオープン。1998年に現在の歌舞伎町に移転。出演者との距離が近く、お客様とのコミュニケーションも楽しめる空間。2014年には大阪ミナミにロフトプラスワン・ウエストがオープン。
新宿ロフトプラスワンここがポイント!
ミュージシャン・お笑い芸人・政治家・文化人など第一線から、アキバ系、アングラ・サブカルまで多種多様のジャンルの人たちが出演。基本的にはトークライブを中心としながらも、ドラムやギター・ベースアンプも用意してあるのでバンド演奏やクラブイベント、パフォーマンスを中心としたイベントも可能。
新宿ロフトプラスワンに出演しよう!
LOFT PLUS ONEはドリンクやフードを楽しみながらトークライブやイベントを楽しむスタイルのライブハウス。イベントの形態や出演条件については企画の内容次第によるので、出演したい場合は、開催したいライブやイベントの企画書(自由な形式で)を準備した上でメールまたは電話で問い合わせてみよう。
新宿ロフトプラスワンへのお問い合わせ
渋谷ロフトプラスワン 公式サイト
新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2
TEL:03-3205-6864
新宿ロフトプラスワン loftplus one

ライブハウスの中の人に話を聞いてみた〜LOFT/PLUS ONE編

このコーナーはライブハウスでバンドをサポートしてくれる「中の人」に突撃インタビューして色々お話を聞いてしまおうというコーナーです。中の人の皆様、ご協力ありがとうございました。

新宿ロフトプラスワン 田実 健太郎氏

新宿ロフト プラスワン ブッキング・イベントプロデュース 田実 健太郎氏
@twitter / Facebook

本日はよろしくお願いします。プラスワンは普通のライブハウスと少し違って多種多様なトークライブやイベントが行われていてとても興味深いです。まずは田実さんのお仕事について教えて下さい。

よろしくお願いします。新宿ロフトプラスワンでスタッフを務めて10年になります。ブッキングやイベントプロデュースも担当しています。ここ新宿の他に、大久保の「ネイキッドロフト」、阿佐ヶ谷の「ロフトA」と、トーク系ライブハウスが3店舗あり、これらの全部でイベントをやっています。

これまで行われたトークライブやイベントのことについてお話を聞かせて頂きたいのですが、特に最近のイベントの傾向はどのような感じなのでしょうか?

とにかくノンジャンルで、ほんとに多種多様なのですが、ここ最近はお笑い芸人さんのイベントが目立ちますね。政治系のイベントも多いです。国会議員の方が来られたりすることもあります。去年はあの「菅直人」トークライブもやりました。自分が担当しているものでは、アンダーグラウンド系ですね。地下アイドルや地下芸人さんのトークイベントとかもやっています。

まさしくノンジャンルですね!バンドなどの音楽演奏のライブも行うことはできるのですか?

はい、できますよ。ミュージシャンのトークライブも多いので、イベントの企画によっては途中でバンド演奏を入れたりするこもあります。音楽専用のライブハウスのような設備はないですが、ドラムセットとギターアンプ・ベースアンプと一通り揃っていますので、アコースティックからフルバンドまで対応できます。最近は規制もあるので少なくなってきましたがクラブ・DJイベントもやっています。

ミュージシャンでは、大槻ケンヂさんが一番多くイベントをやっているのではないでしょうか。お客さんは常に200人MAX入っています

ミュージシャン系のイベントのことについて少し詳しく教えて下さい。今までのイベントで印象に残っているアーティストなど教えてください。

もう沢山いますよ!今までで伝説的だったのは、ギターウルフのセイジさんのイベントですね。あとZAZEN BOYSの向井さんとかニューロティカとか。 ミュージシャンでは、大槻ケンヂさんが一番多くイベントをやっているのではないでしょうか。大槻ケンヂさんのイベントでは、ゆる〜い近況の話をしたり、オススメの面白い映像の紹介、アコースティックライブやカラオケをやったり、やりたいことをやるって感じで、リラックスしてお酒とか呑みながらゆる〜くトークするのですが、お客さんは常に200人MAX入っていますね。

ファンにとってはミュージシャンのライブステージとは違う別の一面が観られていいですよね。自分の好きなミュージシャンのトークイベントなら絶対観たいです。有名な芸人さんのライブもありますが、こちらもトークライブ形式なのでしょうか?

お笑い芸人さんのイベントも、ネタライブではなくトークライブが中心です。レギュラーでやっている人のライブでは、特にテーマを決めずに2〜3時間ずっとフリートークをしたり、例えばTV番組の「アメトーーク」のように一つのテーマについて熱く語り合うこともあります。

トークライブ時は、ステージが掘りごたつスタイルになっていて、出演者が座ってトークできるので、お客さんと目線の高さがあまり変わらずにトークを楽しめるのも特徴の一つですね。出演者側もリラックスして喋りやすくなりますし、お客さんとのコミュニケーションもしやすくなります。

客席とステージが近くて、一体感がありますよね。最近で特に印象的だったイベントや人気イベントは何ですか?

どのイベントもユニークで印象的なのですが・・・、何かを好きな人が集まるというのが基本なので、今週はB'z好きな吉本の芸人さんが集まって「B'z会」なるものが行われました。来月は「24時間アニソンメドレー」というアニソン好きな人が集まって、24時間アドレナリンが出まくりでアニソンを歌うっていうイベントがあります(笑)(※深夜イベントは未成年入場不可)

先日、久々に開催された「メガネっ娘居酒屋」はメガネっ娘が好きな人たちがその魅力を夜通し延々と語るというマニアックなイベントです。またリリー・フランキーさんの伝説のイベント「スナック・リリー」が有名ですね。あのステージ後ろの壁画はリリーさんがトークライブ中に描かれたもので、10周年記念Tシャツにもなりました。

あと、猫ひろしさんがマラソンの話のみをする「猫ひろしのくだランマラソンオリンピック」だとか、TVで人気が出る前のベッキーとか中川翔子とかが出ていた「アイドルニュースクール」などが印象に残っています。お客さんがよく入るイベントだと、戦隊モノや特撮系のイベントもよくやっていますね。プロインタビューアーの吉田豪さんにも昔から沢山出演していただいています。

ユニークなイベントがたくさんあると思うのですが、これは衝撃的だったというイベントは?

自分が担当しているイベントだと、佐々木孫悟空という虫を食べる芸人がいて「虫喰いライブ」をやってたりします・・・

うわぁ〜、私はその日来れないですね、ここでバイトしていたとしても(笑)。

衝撃的なものはいくらでもあるんですが、おそらく書けないので(笑)・・・興味のある方はぜひロフトプラスワンに足を運んで下さい!

未知の世界です(笑)。音楽イベント・バンドのライブについてはどうでしょうか?

音楽のイベント・ライブに関しては、趣味趣向がどんどん細分化されていますね。実際、いろんなジャンルを集めたイベントというのは集客が難しくなってきていて、1アーティストのワンマンの方が入るんですよね…。

すこしネガティブな話になりますが、景気がまだあまりよくなくて「限られたお金をどう使うか?」というときに、みんな好きなモノをいっぱい観られるものを選んでいるのかなと。1つのイベントでいろんなアーティストを観るより、お目当ての好きなアーティストだけをたくさん観たいという感じですね。大型のロックフェスレベルだとまた少し違うのでしょうけど、ライブハウスレベルだとそういう感じがするなぁと思います。

ネットでは味わえない「生のライブの空間の面白さ」というのがあるんです。

最後に、ロフトワンプラスのイベントやトークライブに興味を持っている方に、田実さんからのメッセージをお願いします。

今はインターネット社会で、ツイッターやSNSで「ワァワァ」と騒ぎ立てる人も多いですよね。ロフトプラスワンのイベントに関しても、実際にトークライブやイベントを見ていないのに批判したりする人たちもいたりして「そんなに興味があるなら、来りゃいいのに!」って思いますね。

例えばロフトプラスワンでトークイベントに出演する人などもネット上で標的になったりしているじゃないですか。そこまで言いたいことあるのだったら、せっかく直接対話できるようなトークライブやイベントが用意されているんだから直接来てバトルすればいいのに!と思うのですが、実際には来ないんですよねー(笑)

もちろんネットならではの楽しみ方や便利なこともあって、ネット生中継があるイベントでは会場に来ることが出来ない沢山の方にも視聴してもらえたりするのですが、やはりネットでは味わえない「生のライブの空間の面白さ」というのがあるんです。一度興味のあるイベントに来てもらえたら、生の魅力が分かると思うので、ぜひ実際に来て楽しんでもらいたいです。

今日は、この取材をしたことですごく興味が湧いてきて、観に行ってみたいなと思っちゃっています。本日はありがとうございました。

ぜひ観に来てください。ありがとうございました。

インタビュー Limo Hatano / MUSIC-MDATA編集部(取材日 2013年9月)

インタビュー特集一覧(バックナンバー)

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ギターウルフ
1987年に結成された日本のロックバンド。セイジ (Vo&Gt)UG(Bass)トオル(Drum)の3ピースで、革ジャン・サングラススタイルとストレートで攻撃的なロックンロールサウンドが特徴。2013年3月に2年ぶりのアルバム「野獣バイブレーター」をリリース。
ZAZEN BOYS
向井秀徳(ナンバーガールの元ボーカル&ギタリスト)を中心に結成されたロックバンド。テンション感溢れるギターカッティングとテクニカルでファンキーなリズムが特徴。2013年までに5枚のオリジナルアルバムを発表。
ニューロティカ
1984年に結成されたパンクロックバンド。ボーカルのイノウエアツシのピエロメイクがトレードマーク。結成以来約28年に渡り一貫してポップなパンクロックでバンド活動を続ける。2013年までに16枚のオリジナル(ミニを含む)アルバムを発表。
大槻ケンヂ
大槻ケンヂ
ミュージシャン・作家。ロックバンド筋肉少女帯、特撮のボーカリスト。サブカルチャー、UFO、プロレス等に詳しくメディアでコメンテーターとして登場するこもある。またこれらの興味が作品のアイデアとして取り入られている(例:林檎もぎれビーム!/特撮)→ 公式ブログ
掘りごたつ
床や畳を足を曲げて腰掛けられる程度に掘り下げ、その上部にテーブルなどをおいた状態の暖房器具。大人数が腰掛けても足元が混雑することなく使える。快適な使い心地で長時間のトークなどには相性が良い。ただし、床を掘り下げるなど専用の施工が必要なため導入する敷居は高い。
猫ひろし
お笑いタレント・マラソン選手。WAHAHA本舗に所属するピン芸人。2011年、翌年のロンドンオリンピック・男子マラソンカンボジア代表による出場を目指しカンボジア国籍となるも、国際陸上競技連盟より競技・居住実績がないことによりオリンピック出場は出来なかった。マラソンに対する思い入れは大きい。
吉田豪
吉田豪
プロ書評家、プロインタビュアー・コラムニスト。タレント本・グッズ収集家として大量の書籍などを所有している。インタビュアーとして、事前の入念な下調べのもと行われておりインタビューを受ける本人自身よりも本人のことに詳しい場合もしばしば見られる。→公式ブログ
佐々木孫悟空
お笑いタレント。虫を食べる芸を持つ別名「虫喰い芸人」「虫フードファイター」。西口プロレス初代社長を務める。ロフトプラスワン等で虫食いイベントを定期的に行っている。