ライブウォーカー バンドマンに捧げる不定期コラム

«性格診断» ベーシスト編

 

ボーカリストギタリスト(前回のコラム)に続いてリズム隊を診断してみましょう。まずはベーシストから。

 

ベースを一言で表現するならば…

 

『真性の変態!』

 

これしかありません。

 

ベースを選ぶ人間で品行方正な人間はいません。(←自信みなぎる偏見)筆者のリサーチと経験に基づいて言うなら、それ以外の言葉は当てはまらないのです。

 

いや、実際、ベースって本当にすごい楽器なんですよ。ベースのフレーズによってその曲はメジャーにもマイナーにも様相を変え、ベースが打ち出すリズムと揺らぎはバンドのグルーヴを生み出す。

 

まるでバンドの血液のようなパートなんですね。でも、ちょっと事の本質に戻ってみましょう…

 

上から下まで、どこの弦を触っても低音しか出ないって何!?

 

低音しかないって、天候に例えるなら『どこまでいっても曇り空

 

ベースで弾き語り = マニアック

 

バンドにベーシストが二人 = 聴きづらい事この上なし (←実在)

 

エフェクターで音色チェンジ = でもやっぱりずっと低音

 

う〜む…、見事に曇っている…

 

どうしてだ? こんなにも気持ちよくって、こんなにもセクシーで、こんなにも重要なパートなのに、いざ掘り探ってみると不可解な印象ばかりが出てくるのはどうしてだー!

 

ってなわけですから、こんなにもモヤっとした立ち位置の楽器を選ぶなんて…、真性の変態に決まってるじゃないですか。

 

ベーシストって、会う人会う人全員が絶倫。

 

そういえば、聞いた話では、低音というのは性的な部分に働きかける要素を含んでいるらしく、色気や性欲にも密接に関係するものなんだそうです。

 

となると、ベースってエロスの塊のような楽器なんでしょうね?確かに女性のベーシストって、会場の男の視線全部持ってくほどのモテ方をすることも多々あります。

 

観る者の潜在的エロスをビンビンに刺激し、弾いてる本人も、弾けば弾くほどエロくなる。なんたる需要と供給の一致! これはライブ後のお持ち帰りに困らんわ…。

 

というわけで、音にも夜のお勤めにも満たされたいアナタ! 迷うことなくベーシストさんを伴侶にしましょう。(なんか羨ましいぞチクショウ…)

 

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ドラマー編 (4)

 

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企画&ライター 浅井陽 - イラスト担当:こむじむ

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