ライブウォーカー バンドマンに捧げる不定期コラム

モテない男必見!ナンパをするならロック系ライブハウスで

『ライブハウスで女子を落とす秘策!』

 

<前回のコラムはこちら>

 

女性に縁がないという男の共通事項に『マザコン』だってのがあります。ママとイチャイチャとか極端な例じゃありません。女子にママ役を求めちゃう男を総じて『マザコン』と呼ぶのです。マザコンに恋する女子はおりません。

 

女子がママ役になる時ってどんなときか? ズバリ『男子を褒めなきゃいけない時』『男子の話を聞かなきゃいけない時』の二つ。男というのは自分のこと聞かれるとここぞとばかりにアレコレと話し出す。「俺ってすごいでしょ?」「 俺って面白いでしょ?」ってなっちゃう。男の自分語りは『校長先生のお話よりも眠気を誘う』と覚えておいてください。

 

そして、どうせ男は話を盛るからと、女子は最初から話半分でしか聞いてくれていません。だったらこの際、最初からMAXで話を盛っときましょう。その方が笑い話として楽しんでくれます。女子は現場のテンションや雰囲気重視。『面白いこと言ってそうな感じ』でいいんです。

 

そもそも女子に話しかけることすら難しい? まあ、そうでしょう…。

 

じゃあ、話しかけることすら出来ない君に、とっておきの秘策を伝授しよう。高確率で女性と話せるようになる秘策! それは…

 

吐け!

 

そう、酒を目一杯飲んで下呂を吐け! 運が良ければ女子が介抱してくれる。これなら自分から話かけなくてもいい。え? 男が介抱しに来ちゃったら?!

 

女子めがけて吐け!!

 

こうなったら謝罪形式できっかけを作るしかない! 否が応でも話すしかない。それどころか「嗚呼、ゴメンナサイ!」と最適すぎる言葉が自然と出る。普通に考えれば高確率で嫌われることは必至。だが、何もないよりはいい。行動(嘔吐)を起こさなければ事は始まらないのだ。

 

あとは、続けて一言『楽しすぎて吐いちゃった(ゝω・)テヘペロ)』と言い放つ。そうすれば『同じ場所で同じものを観て楽しんでいる』という価値観を共有できる。女子はコレに弱い。綺麗な夜景、夢と魔法の国のパレード、そんな(くそどうでもいい)シチュエーションで男と一緒にいることが大切なのだ。

 

だいたいディ○ニーランドのパレードなんて、人間だか動物だか妖精だか得体の知れない奴らが列をなして練り歩いているだけだろう? そんなのは百鬼夜行となんら変わりはない!

 

妖怪がのさばってるだけ。

 

妖怪がのさばってると言えば…

 

我らの愛する「あの場所」しかないだろう!

 

ディ○ニーランドのパレード ≒ 百鬼夜行 = ロック系ライブハウスの日常

 

この方程式を頭に入れておこう。我々は激安価格で本物以上のディ○ニーランドにいるのだ! よってライブハウスにいる女子はゲロを『パレードの演出』ととらえている!

 

素敵なシチュエーション(=ライブハウス)で洒落た演出(=ゲロを吐く)が出来る君は今日から勝ち組決定だ。

 

さあ、今すぐライブハウスに行って酒を飲むがいい!


おしまい

 

 

 

「ナンパするならライブハウス?」バックナンバー

第一話「ロック系女子は女子力が低い?」(2015年3月12日公開)

第二話「コストパフォーマンスが高い?」(2015年3月19日公開)

第三話「お洒落じゃなくてもモテる?」(2015年3月19日公開)

第四話「ライブハウスで落とす秘策!」(2015年4月2日公開)

 

 

 

<あとがき>

 

今回のコラム、如何でしたでしょうか? 今までのモテるための創意工夫とは逆方向の指南となったはずです。

 

モテたいアナタは今日からでもロック系のライブハウスに行ってみましょう。しかもロック系のライブハウスって結構美人も多いんですよ。

 

美人って、色んな男が寄ってくるから男の選定眼が鋭いんです。上っ面の優しさや自信満々なイケメンなんてさんざ見てるから、実際のところ、そういうのには飽きちゃってます。

 

そうなると、彼女たちにとって魅力的なのは『醜態も晒せる泥臭い男』だったりするんです。そんな理由から、自ずとロック系のライブハウスに足を運ぶなんてことも多々あるようでして、パッとしない男たちがハッとするような美人をゲット出来ることもチラホラ…。

 

そう考えると、ロック系のライブハウスって本当に穴場ですよね。 ま…、もちろん出演者と同等レベルの醜態をさらしてる女も多々いますけどね!(むしろそっちの方が多…、おっと)

 

まあ例えナンパに失敗しても、それ以上に醜態晒してる人がそこら中にいる現場ですから大して気にならなくなるはずです。

 

そして一番大事なのはコレ → このコラムは、ずっと家に引きこもって仕事して、女と接触するどころか猫しか触ってない筆者が書いてますよ!ってこと。

 

ネットを信じちゃいけないよ…!?

 

それではまた〜。

 

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企画&ライター 浅井陽 - イラスト担当:こむじむ

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